ハイパーバイザーの基礎知識とQNX Hypervisor
近年、産業機器や組み込みシステムで採用されるSoCやマイクロプロセッサは、高速化とマルチコア化が急速に進んでいます。4コアや8コアに加え、16コア以上の高性能マルチコアSoCも登場し、HP(High Performance Computing)クラスの計算能力を備える製品が一般化しつつあります。このようなハードウェアの進化を背景に、従来は複数の制御ユニットに分散していた機能を1つのコントローラに統合化する「集約化」の動きが加速しています。同時に、ソフトウェアによって機器やシステムの価値を定義・拡張する「ソフトウェア・ディファインド(SDx)」の概念も、産業界に広がりを見せています。
このような潮流の中で注目を集めているのが、ハードウェアリソースを仮想化し、単一のプラットフォーム上で複数の独立したOS環境(ゲストOS)を安全かつ効率的に共存させる「ハイパーバイザー」技術です。
このホワイトペーパーではハイパーバイザーの基礎知識とQNX Hypervisorの概要を説明します。
トピックス
- ハイパーバイザー採用のアドバンテージ
- ハイパーバイザー:Type 1とType 2
- QNX Hypervisorの概要